純チタンの特徴
食べ物が美味しく食べられる! 金属のため熱が伝わりやすく、お食事を楽しめます。
生体親和性に優れています! 人工関節や人工骨といった整形外科分野でも実績があります。
アレルギー体質の方にもおすすめ! 金属の中でも純金と並び最も金属アレルギーを引き起こしにくい素材です。
純チタンの加工は大きく分けて2つの機器を使用します。
金属床などキャスト加工を行う場合はデンケンの鋳造機を使用します。
デンケンの鋳造機は、酸化の進行が早いチタンを真空状態で加工することができるため、酸化によって引き起こされる黒ずみを防ぐことができるなど、チタンの鋳造機として非常に優れた特徴を持っています。
インプラントに使用するためのCAD/CAMによる削り出しを行う場合は、ノーベルプロセラシステム(フォルテ)を使用します。
この機器の導入によって、高精度の補綴物をスピーディに供給することが可能になりました。
今までは、金属床の修理(クラスプ、床の破損、残存歯の欠損による増床など)はリスクのある鑞着法でした。また、使用している金属の種類(チタン合金、純チタン)によっては限界がありました。
しかし、レーザー溶接は火を使わないので、金属に伝わる熱も少なくレジンに与える影響も少なく、使い方次第で使用する金属も選びません。
また、クラウンブリッジの鑞着作業の際も、ポイントでレーザー溶接する事で変形する事無く、確実に鑞を流す事が出来ます。
その他にもレーザー溶接機を使う事で用途が広がり、より確実で能率の良い作業ができるようになりました。
レーザーで溶接することで患者さんの使い慣れた義歯を作り変えずに修理ができます。
純チタンは非常に金属アレルギーを起こしにくい物質ではありますが、金属であることには変わりないため、100%アレルギーが起こらないとは言い切れません。
金属アレルギーのある方は必ず事前にお医者様にご相談ください。